ResComp :気道抵抗/動肺コンプライアンス測定について
ResComp:気道抵抗/動肺コンプライアンス測定
従来法による気道抵抗及び動肺コンプライアンス解析システムです。
解析には次の計算式が採用されます。
- ここに、
Raw:気道抵抗、E:エラスタンス、Cdyn:コンプライアンス
P:圧、V':フロー、V:ボリューム
- 呼吸フロー測定には
全身用プレチスモグラフまたはニューモタコグラフを用います。 - 圧(気道内圧/食道内圧)測定には
圧トランスデューサーを使用します。 - 得られたフローと圧信号から
Raw:気道抵抗を含む呼吸パラメータを解析します。 - マウス
- ラット
- モルモット
- フェレット
- サル・イヌ など
対象動物(小動物~中・大動物)
ResComp [Plethysmograph]:気道抵抗/動肺コンプライアンス測定
- ■ 呼吸フロー信号の取得
- 小動物の場合は左図の麻酔下用プレチスモグラフを使用 動物サイズによって
- 中・大動物の場合はニューモタコグラフを使用 動物サイズによって使用するニューモタコが異なります。
- ■ 気道内圧信号の取得
- 気管カニューレのポートから分岐して気道内圧信号を取得
(研究内容によっては胸腔内圧を取得)
解析パラメータ
- Lung Resistance (LR)
- Dynamic Compliance (Cdyn)
- End-Expiratory Work (EEW)
- Developed Pleural Pressure (DPpl)
flow- and pressure-derived parameters:
pressure-derived parameters:
-
flow-derived parameters:
- Inspiratory Time (TI)
- Expiratory Time (TE)
- Peak Inspiratory Flow (PIF)
- Peak Expiratory Flow (PEF)
- Tidal Volume (TV)
- Expired Volume (EV)
- Relaxation Time (RT)
- Minute Volume (MV)
- Breathing Frequency (F)
- End-Inspiratory Pause (EIP)
- End-Expiratory Pause (EEP)
- Mid-expiratory flow (EF50)
※ 吸気ラインにネブライザーを接続することで薬物吸入試験が可能。
ResComp Hardware:気道抵抗解析用ハードウェア
■ USBアンプ

- ブリッジアンプ4台搭載(呼吸フローや気道内圧が
測定できます。) - 4つの信号を同時に取得できます。
- IOX パソコンへの接続はUSBケーブルのみです。
■ ミニベント小動物用ベンチレータ

マウス用、小動物用(ラット・モルモットなど)用があります。
■ DPTトランスデューサー ■PPTトランスデューサー


- DPTトランスデューサー:呼吸フロー用
- PPTトランスデューサー:気道・食道内圧用
■ 中・大動物用ベンチレータ

■ ニューモタコグラフ&ヒーター

- ニューモタコグラフはフローレートによって異なります。
■ ネブライザーコントローラ&ユニット


マウス用、小動物用(ラット・モルモットなど)用があります。
装置構成
- IOX気道抵抗解析ソフトウェア及びPC
- USBプリアンプ
- DPTトランスデューサー(呼吸フロー信号取得用)
麻酔下用プレチスモグラフを用いる場合
ニューモタコを用いる場合 - PPTトランスデューサー(気道内圧信号取得用)
- ベンチレータ
動物サイズによる - 気管カニューレ
動物サイズによる
オプション:ネブライザー(コントローラ、ユニット、アダプター)
※ 研究内容によりお見積もりいたしますのでお問い合わせください。