ミオグラフシステム
- Myographによる薬物投与後の微小血管収縮性測定は、前臨床研究で広く使用されています。
- ミオグラフシステムは、静脈、小動脈、リンパ管、気道平滑筋などの微小血管の研究に適しています。
- 酸素化された栄養豊富な灌流液が内腔直径:100µm~3mm、セグメント長:最大3.5mm の器官に供給され、薬剤投与後の血管機能の研究に使用できます。
emkaMYO4
emkaMYO2
概 要
- モジュール式でコンパクトなシステム
- 本体に組み込まれたトランスデューサーとアンプ
- アイソメトリックトランスデューサー[itMYO2]を装備
- バス容量:5ml
- 組織へのアクセスが容易
- タングステンワイヤー装備
- 張力調整には精密バーニアポジショナーを採用
- モノブロックミオグラフバスは手入れが簡単
- 自動でのバスからの排液
- バス温度は電子制御
- セットアップから使用、保管が簡単
- emkaMYO2(2つのモジュール迄)とemkaMYO4(4つのモジュール迄)の2機種を準備 ※ IOXソフトウェア搭載のパソコン1台で、最大4つのemkaMYO本体(4台:4~16バス)を制御できます。
emkaMYO SYSTEM:Wire Miograph System 構成
- emkaMYO4:
- -ミオグラフ用ホルダーとジョー付(4 [5mlバス)
- 精密バーニアポジショナー(4)
- トランスデューサー(4 [10g])
- 潅流液の充填、排液、オーバーフローの自動化
- 潅流液の予備加熱とバスス加熱
- デジタル表示(テンション及びバス温度)
- アナログ出力およびデジタル出力
- IOXソフトウェアでのデータ収集と動作の制御可能
ミオグラフ用のオールインワンコンパクトシステム(4ch):
- emkaMYO2:
- ミオグラフ用ホルダーとジョー付(2 [5mlバス]
- 精密バーニアポジショナー(2)
- トランスデューサー(2 [10g])
- 潅流液の排液の自動化
- 潅流液の予備加熱とバスス加熱
- デジタル表示(テンション及びバス温度)
- アナログ出力およびデジタル出力
- IOXソフトウェアでのデータ収集と動作の制御可能
ミオグラフ用のオールインワンコンパクトシステム(2ch):
emkaMYO:テクニックと測定
- データの取得と分析の方法
- 各ミオグラフモジュールにはトランスデューサー、バーニアポジショナー及び2つのジョーが装備されています。
- 各ジョーは血管が取り付けられているタングステンワイヤーを保持しています(平行なワイヤーが血管の内腔を通過します)
- 組織のプリテンションは精密なバーニアポジショナーによって行われます。
- 筋組織の収縮力がトランスデューサーに伝達されます。
- 測定された張力はIOXソフトウェアによって取得されます。
- 収縮の遅い組織の詳細な計算
- グラフ、表、傾向としての完全なデータ表示
- コメントやマークの追加
- 正規化モジュールの使用
- 解析:IOXでは追加の解析ソフトで次のことが可能です。
※ IOXソフトウェアによって生成され計算されたパラメーターは、データアナリストソフトウェアによって
自動的に処理され、簡潔な表形式で表示されるデータ、グループ平均化、ED50…などの統計を提供します。
IOXデータ取得 及び Datanalyst解析ソフトウェア
- IOX信号取得ソフトウェアでは、各ティッシュバスからの信号を取得します。
- データアナリストソフトウェアでは各信号の詳細を解析することができます。